鏝
2024/12/09
今日は鏝の主だった種類について紹介します💬
●押さえ鏝・・・鉄製のものが一般的です。水引時に骨材を伏込み、粒子を均一化し表面強度を高めるために使います。剣先状が一般的ですが、先丸の鏝もあります。
●角鏝・・・樹脂系の素材や3mm以下の薄塗り材に用います。モルタルやコンクリートのアマ出しに用いられます。
●目地鏝・・・ブロック、タイル、レンガ施工時の目地仕上げに使います。
●面引鏝
内角面引鏝・・・出隅を仕上げるときに使います。
切付面引鏝・・・入隅を仕上げるときに使います。
●レンガ鏝・・・レンガを積み上げるときに使います。
●ブロック鏝・・・ブロックを積む作業に使う鏝です。
●ゴム鏝・・・タイルを張りつけた後の目地埋めの際に使用する柔らかい鏝です。
●土間鏝・・・土間を仕上げる作業で使います。強硬で厚みもあります。
●くし目鏝・・・タイル施工時の接着剤やモルタルつけに使用します。珪藻土などの模様つけにも使われます。
●鶴首鏝・・・狭いところで使用する鏝です。 鏝首が鶴の首のような形をしていることでこの名がついたと言われています。
この他にも鏝にはたくさんの種類があり、それぞれに特性があります。
職人さんはこれらを使い分けて、作業の内容や仕上がりに合わせて最適な鏝を選んでいます。
皆さんも、もしこれから鏝を使う機会があれば、用途に合ったものを選んで作業効率を高めてみてくださいね。
きっと仕上がりに違いが出るはずです!