色漆喰の種類
2025/04/07
漆喰は、昔から建物の内外壁や天井に使われる塗り材です。
つのまたなどの糊材に「すさ」や左官砂を混ぜて作られ、職人の手で塗られます。
漆喰の色と種類
一般的には生漆喰が使われますが、色をつけたい場合は顔料を混ぜます。
有名なものには「松煙黒漆喰」「ベンガラ漆喰」「群青漆喰」などがあります。
無機顔料は色あせしにくいですが発色が控えめ、一方、有機顔料は鮮やかですが退色しやすい特徴があります。
色漆喰に用いられる主な顔料↓
色調 | 顔料の名称 | 主な発色成分 |
|---|---|---|
赤 | べんがら、合成酸化鉄 | Fe₂O₃ |
橙 | 合成酸化鉄 | Fe₂O₃ |
黄 | 合成酸化鉄 | Fe₂O₃、H₂O |
緑 | 酸化クロム | Cr₂O₃ |
青 | フタロシアンブルー | 有機顔料 |
紫 | 合成酸化鉄 | Fe₂O₃ |
黒 | カーボンブラック、合成酸化鉄 | C、Fe₃O₄、Fe₂O₃、FeO |
白 | 酸化チタン | TiO₂ |
漆喰壁のポイント
漆喰壁は、美しさだけでなく、強度やひび割れのしにくさも重要視されます。
地震などの影響を受けても丈夫で、塗り層が錆びたり腐食したりしないことが求められます。
漆喰の進化
近年、JIS規格(JIS A 6919)が制定され、機能性を向上させた新しい漆喰製品が登場。
特殊な混和剤を加えたものもあり、施工の幅が広がっています。
伝統を守りつつ、現代の技術と融合した漆喰の進化に注目です!